3週間でInstagramのフォロワー数を300増やす、3つのポイント。

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日中の寒さも厳しくなる中の冬支度もなかなか季節感があって楽しいものですね。

そして冬といえば食べ物やファッションなど、色々と楽しみも増えるわけですが、そんな中ネットショップさんではInstagramをやっている、やろうとしているところも多いのではないでしょうか?

今日はそのInstagram、どうやってフォロワー数、いいねの数を増やしていけばいいのかをまとめてみたいと思います。

基本は地道な努力の積み重ね

どんなに人気のあるアカウントも始めたときはフォロワーさんなんていません。
そしてただお店のホームページやネットショップから「Instagramはじめました」とバナーを貼ってもなかなか興味を持ってもらえませんし、フォロワーになりにくいのが現実です。

このあたりは、ネットショップを始めるときのこの辺の記事ににていますね。

Instagramにおいて重要なのはなによりもマーケティングなんです。

フォロワー数を増やすための3つのポイント

なんか面倒くさそうな話ですが、まずは下記の3つを繰り返し実行することです。

その1:競合他店のアカウントやハッシュタグでを探す(現状分析)

まずは自分たちのお店と同じものに興味を持っているユーザーさんがいそうなアカウントやハッシュタグを検索(5〜10個程度)します。

あまりたくさん探しすぎても次のステップが大変になるので、程々のところでおさえておきましょう。

その2:仮設と検証

次に、それらのアカウントやハッシュタグでアップされている写真やテキスト、フォロワーさんからのコメントなどを分析していくことで、どういった内容・傾向のものに対してフォロワーさんから反応がいいのか、しっかりと考えていきます。

同じアカウント・ハッシュタグの中でも内容によっては極端に反応が違う場合がありますし、後述するように時間帯によっても大きく異なる場合があります。

既に投稿されている場合は、人気のあるアカウントやハッシュタグの内容と自分たちのものがどう違うのかここでしっかりと検証して、方向性について再度見直してみてください。

その3:実行

そして最後に、ようやく自分のアカウントで写真をアップロードするわけですが、ここで待ってほしいのは写真もアップしていない段階でフォローしないことです。

今まで分析した上で自分たちの世界観を考え、しっかりと表現できている写真を少なくとも3〜5枚程度、できれば10枚程度アップしてからフォローを始めてください。

もし自分たちがいきなりなにも写真をアップしていない人にフォローされても戸惑いますよね?

そうして、その1で見つけていたアカウントのフォロワーさん(ここで注意するのは他店のアカウントではありません!)を順番に確認して「この人の世界観は自分に近いな」「この写真は素敵だな」と思えるものを、毎日1アカウント辺り1〜3点ずつ「いいね」してみてください。

そのユーザーさんをフォローする必要はこの段階ではありません。

ハッシュタグの方も同じように毎日50〜100程度「いいね」していけば3週間程度で300は増やせるはずです。

その4:再検証

自分達のアップした写真に対するフォロワーさんからの反応がどういったものだったかを再度検証し、予想と違ってしまうようであればどこに問題があるのか、検証します。

そしてそこで得られた気づきを次回の投稿時へ活かすわけです。

ちょっと心が折れそうになるかもしれませんが、こういった地道な努力は必ず実を結びます。

Instagramの間違えやすいポイント

やたらとハッシュタグをつけまくる

5個も10個もつけまくっている人がいますが、ハッシュタグで重要なのはその数の多さではなく、付けたハッシュタグの先にどのぐらいの数のフォロワーさんになってほしいユーザーさんがいるかがポイントです。

自分がこんな人にフォローしてほしいなぁと思っているユーザーさんがたくさんいるハッシュタグをつけて投稿することが、無駄にハッシュタグを増やさないためのポイントです。

きれいな写真だけではダメ

これは特にネットショップや飲食店などにいえることかもしれませんが、ネットショップやホームページで使うように撮影した写真をそのままInstagramにアップされている方がいます。
しかし、多くの場合、そのようなきれいに撮影されただけの商品を見にきたのではなくて、中の人のセンスや世界観、自分達にとって役に立つ情報を求めているということを意識してアップしてください。

ネットショップやお店のホームページで見られるものと同じ写真をアップしても誰からも何の共感も得られませんからね。

そのためには食器屋さんや雑貨屋さん、服屋さんが食器や雑貨、服の写真をアップするだけではなく、料理の写真や公園にピクニックにでもいった写真をアップすれば、また商品の魅力が違った形で伝わることもあります。

その時もただ撮るのではなくそこに人のいる気配(ヒトケ)を感じさせられるようなものが撮影できればなおいいかもしれませんね。

アップロードする時間に気をつける

女性や主婦の方をターゲットにしているのであれば7〜9時までの間にアップするのがいいかもしれません。

それ以外にもOLさんをターゲットにするのであればお昼休みでもある12〜13時や17〜19時、晩ごはんを食べ終わったあとの20〜22時辺りもおすすめです。

売りたい商品とターゲットによってアップして反応の良い時間帯とそうでもない時間帯がありますから、このあたりは自分のお店のフォロワー像に対して、適正と思われる時間帯にアップすることをおすすめします。

Instagramのノウハウ

画像加工は別アプリで

僕がおすすめするのはGoogleが出している「Snapseed」というアプリです。

このアプリだけでも

  • シミ除去、ブラシ、ストラクチャ、HDR、射影変換などの 24 種類のツールとフィルタ
  • JPG ファイルと RAW ファイルの使用
  • 「スタック」を使用して編集をあとで再調整
  • 選択できるフィルタブラシ
  • すべてのスタイルを思いどおりに微調整
  • Snapseed や一般的な写真撮影に関するヒントと技術を提供する「情報」機能

これだけの機能がついていますが、その上無料でつかえます。

とくに「スタック」の機能は秀逸で、一度加工した写真を「う〜ん、もうちょっと彩度を落としたいな」なんてときに戻って簡単に編集しなおせたりします。

その他の詳しい機能やツールはリンク先をご確認ください。

写真撮影も別カメラで

最近のスマホは高性能なので必要ないかもしれませんが、一眼・ミラーレス一眼などで撮影しておけばお店の商品写真としても転用できますから、撮影しておいて損はありません。

技術的な話をすればやはり小さなCCDでJpegしか撮影できないスマホよりも、大きなCCDでRAW撮影できるカメラのほうが仕上がりは異なります。

撮影した写真をスマホに取り込んで、Snapseedで加工し、Instagramでアップロードという流れになります。

これは絶対というわけではありませんし、お店の世界観によってはスマホの方がいい場合もありますので、そのあたりは臨機応変ということで。

最後に

Instagramもただ運用するだけの話ではなく、具体的なマーケティングが大事だというのが今回のお話でした。

Instagramに限った話ではありませんが、SNSの運用はただ始めて情報を配信することが目的ではなく、その向こう側にいるユーザーさんがどのような人でどのように届けたいのかをしっかり意識することが重要だったりします。

フォロワー数が増えない、いいねの数を増やしたいという方は、今一度運用の仕方を見直してみてはいかがでしょうか。