ブランディングを追体験してもらう、それがブログ。

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このホームページでもよくよくブログのお話が出てくるとは思いますが、なぜそこまでブログにこだわるのか。

今回はまとめ記事っぽくなりますが、かんたんにご説明したいと思います。

三ヶ月前からのブログ更新

弊社のブログ記事の中でも比較的アクセスの多いのがこの記事。

こちらの記事の対象は主にネットショップを始める前のお客さまですが、書いてある内容はこれからブランドづくりに取り組もうという方でも参考になるかと思います。

ここで重要なのは

そして少なくともオープンの3ヶ月ほど前からブログとTwitter、Instagramをはじめてください。
どういったお店で、どのような商品を扱うのか、といったことをブログやTwitter、Instagramを通して準備段階から告知していくのです。
お店の名前、ロゴ、納品書などを入れる封筒といったツール類、デザイナーさんとの打ち合わせ風景、販売予定の商品やその商品を撮影している風景など、徐々に出来上がるストーリーをブログなどを通して伝えていくのです。
まだお店としてのかたちは存在していないけど、スタッフの人柄やセレクトする商品のセンスなど、オープン前から伝えることができますし、それがファンづくりのベースになるのです。

この部分は当時リアルタイムで知っていたお客さまはもちろんですが、後から知ったお客さまもこのブランドの生まれていく過程を追体験できます。

そして3ヶ月間毎日ブログを更新するということは、オープン時にはすでに100近いコンテンツが存在するということになります。
オープン前からの記事をこれだけ仕込んでいると、オープン後に見に来られたお客さまもオープンまでの道のりを追体験できます。
初めて訪れたお客さんでも、オーナーやスタッフの人柄に触れることもでき、また商品をセレクトするときの思いも伝わり、十分潜在顧客になりうるわけです。

こういうことですね。

まだ自分たちのことを知らないお客さまに対して、自分たちがやってきたことをできる限り伝える、それがブログなのです。

ブログはただ書けばいいものではない

こちらの記事でも書きましたが、

適当な土地に種を蒔いて、適当に水をやってたくさん収穫できる、そんな夢みたいな話はありません。
「おおかみこどもの雨と雪」という映画の中でもありましたが、収穫するためにはまず畑をしっかり耕し、肥料をまいて豊潤な土地を作り、しっかりと畝を作り、そうして種をまく。
もちろんそれだけではなく、害虫/害獣/鳥などからせっかく芽生えたものを守らなくてはいけませんし、急な大雨や猛烈な日照りなど、自然災害にも対応しなくてはいけません。
同じ畑で同じものばかり耕すのではなく、季節に合わせて何を育てるのか、いつ収穫するのか、毎日畑を見て考える必要がありますよね。

ホームページやネットショップを育てるということは、畑を耕し作物を収穫することと同じです。

そうして日記のように過去の状況を随時ブログへアップすることで、自分自身あとから見返すこともできますし、なぜうまくいったのか、いかなかったのかを客観的に振り返ることもできます。

ブログの運用が面倒くさい、SNSは何を書いていいかわからないでは耕していない畑に種をまくのと同じです。
いつかは芽が出るかもしれませんが、いつになるのかはわかりません。
どんなに綺麗に飾っても、土地が痩せていては育つわけがありません。
まぐれで売れることがあっても、どうやって売れたのかわからないですし、準備ができていないこともあります。

ここがブログとして残す最大のポイントだと考えています。

まとめ

たかがブログ、と思われるお客さまもおられるかもしれませんが、ブランディングとはお客さまへの約束でもあります。

その約束をどのように実現し、またどのように育てていっているのか、このブログに会社やお店のすべてが詰め込まれているといっても過言ではないと思います。

ブログなんて担当者に適当に任せておけばいい、のではなく、むしろブログこそスタッフ一丸となり積極的に取り組むべき大きなプロジェクトではないでしょうか。

売上や問い合わせが少ないとお悩みの方は、今一度ブログの運用について見直してみてはいかがでしょうか?