コンテンツマーケティングは、お客さんの疑問や不満に応えられるか否かが重要なポイント〜ネットショップの運営と集客〜

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最近は落ち着いていますが、少し前まで猫も杓子もコンテンツが大事です、コンテンツマーケティングが一番来てます、カスタマージャーニーが、なんて言ってました。
このあたりのことを、みなさん、一体どういうふうに理解されていますか?
ただ自分たちの会社やお店ができることを書いていたらコンテンツができた、と理解されているようではまだまだです。

今日はなぜコンテンツが大事と言われているのかを簡単にまとめてみたいと思います。

受動的な検索から積極的な検索へ

大昔、ウェブサイトはカテゴリで分類登録され、既存のウェブサイト自体も通常はそういった形で分類されて制作されます。
これはウェブサイトを作るにあたって、ルールを設けるという意味では非常に重要な事で、このウェブサイトの構造があるからお客さんは迷うことが少なくサイト内を回遊するわけです。

ただ、昨今のAnalytics事情を鑑みると、こういった分類はもはや無用な気がしてきませんか?
お客さんはディレクトリやリンクを辿ってウェブサイトへ訪問するのではなく、自ら積極的に検索しサイトへ訪れる。

そのために必要になるのがお客さんへの回答です。
これがコンテンツマーケティングの基本になるものです。

回答のないウェブサイトはどれだけ作りこんでも意味が無い

見た目だけがキレイなウェブサイトは山のようにありますが、そこにお客さんが求める回答があるのかどうか。
その回答の発端になるのは何もウェブでみかけたものだけではありません。
テレビや雑誌、友人との会話、街中などいたるところでお客さんはヒントやきっかけと接触しています。
それは非常に断片的な記憶として頭のなかに残り、時には写真で残り、ブラウザで検索になるわけです。

もちろん特定の商品やサービスであれば、そのことだけが書いてあればいいのですが、そうじゃない場合、広く生活をする中で生まれる疑問や不満などに応えるためにはどうすればいいのか。
それはその商品やサービスがどういった徒士をお客さんに提供できるのか、といったところにつながります。

最近面白いなぁ、と思うのはこちら。

ブログで自社のコンテンツを積極的に更新し、発信していますが、一般のお客さんが疑問に思う点についてしっかりと記載されています。
文章としての構成もさることながら、目の付け所も一般の方にわかりやすく、かつ重要な所をしっかりとおさえていますね。

コンテンツマーケティングとランディングページを混同されている制作会社さんもおられますが、僕自身は全く異なるものだと考えています。
コンテンツマーケティングに重要なのは継続性と専門性であり、キャンペーン等に合わせて一発作っておしまいのランディングページで代用できるものではありません。

もっとブログを活用スべき

過去にもブログに関する記事は書いていますが、僕は中小企業や個人商店さんであればあるほど、ブログを積極的に活用スべきだと考えています。
それは自社の商品を紹介するだけではなく、お客さんの疑問や不満に対して回答する意味合いでも重要なものです。

ポイントは

  1. 専門性の高い記事をわかりやすく噛み砕いて記事にする
  2. 難しい記事は一度でまとめるのではなく、数回に分けても構わない
  3. (できれば毎日)継続し続ける

ということです。

中小企業などで専任でもない限り、毎日高レベルの記事を書くことは難しいかもしれませんが、それでも週に一度ぐらいは曜日を決めて更新することでファンがつきやすくなります。
ブログのターゲットによってはInstagramなどと併用してもいいかもしれませんね。

最後に

コンテンツマーケティングを深掘りすると本にできるぐらいの内容なので、ここでは概念と今すぐできることだけをまとめています。
もちろん提供する側に専門的な知識がない場合は、ライターさんなどに依頼して原稿を仕上げてもらう必要性もあります。
自社の商品を知ってもらい理解してもらうことだけが重要なのではなく、お客さんの疑問や不満に応えられるか否かが重要なポイントだと理解しています。
そのためには自社の商品やサービスについて深く理解するだけではなく、お客さんが利用する環境や状況などもしっかりと考慮してく必要がありますね。
開発して売るだけではなく、アフタフォローまでしっかり考える。

今はそんな時代だと思います。

See You!!