多くの場合、会社やネットショップのブログ運営には社長さんやオーナーさん、もしくはそれに近い方が携わっていると思いますが、さすがにブログばかり書くわけにもいかず、ネタも尽きてしまいがちです。
そんなときに、どうやってうまくスタッフのみなさんに書いてもらえるのか、頭を悩ませたことありませんか?
今回はそのあたりについて、簡単にまとめてみたいと思います。
日頃から言葉をかけてコミュニケーション
これ、当たり前の話なんですが、意外とできてないことが多いんです。
仕事の進捗やなんかは当然のように話し合いますが、それ以外の雑談であったり、新しい発見であったり。
こういったことを引き出して、軽く「それブログに書いてみたらええやん!」の一言が重要です。
慣れないうちはどうしても文章の推敲や誤字脱字など、気になるところもあると思いますが、そこは少し大目に見て、まずは書いて反応があるということを知ってもらうことが大事だったりします。
ブログは継続すれば必ず文章力は上達しますし、書くということを意識しながら生活すれば、必ず仕事にも好影響が出てくるものです。
曜日ごとにテーマを決める
それでもなんだかよくわからない、といった場合は曜日ごとにテーマを決めてしまうこともおすすめです。
月曜日は仕事のちょっとしたノウハウ、火曜日は業界の動向、水曜日は息抜きでスタッフのこと、木曜日は新商品、金曜日は創業から今までの振り返り、といった感じで、曜日ごとにテーマを決め、担当者をローテーションさせることで、ブログのネタ何書こうと言った悩みからは大幅に開放されます。
テーマが決まっているわけですから、予めそのネタについてスタッフはなんとなく考えておけばいいわけですし、半年ほど継続すればそれぞれの得手不得手が出てくると思います。
その段階で、それぞれのテーマにスタッフを特化させてしまってもいいかもしれませんね。
自分が得意だと思う、好きだと思えることでしっかりと書くことができれば、そのことについて、より深く掘り下げて学ぶようになります。
社長は毎日書く
面倒かもしれませんが、これが一番重要です。
文字数少なく、写真多めでも構いませんので、とにかく社長さんは毎日書いてください。
社長がサボり始めるとスタッフにまでそれが影響してしまって、「社長書いてないしいいよね」と、それまで続けてきたものがガラガラと音を立てて、ダメになるのはあっという間です。
スタッフからの信頼、お客さまからの信頼のためには、社長はまめに更新しましょう。
最後に
ブログを書く、ということはただ日々のレポートを書くということではなく、社内のコミュニケーションや課題のあぶり出し、もしくは課題解決の方法を考えだす最強のツールになります。
ブログを書くということを通して学びを深めることは、スタッフにとっても会社やお店にとっても非常に有益なものになります。
お客さんから「こないだブログ見たよ!」とか「こないだの話、もうちょっとよく聞かせてよ。」といった反応が出てくるようになれば御の字です。
ここに書いた方法は手始めにできる簡単なものですが、スタッフにブログを任せたいけどどうすればいいかわからない、とお悩みの方、一度この方法をお試しください。