コンテンツマーケティングにこだわるよりも、継続できるコミュニケーションが重要。

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ブログもSNSもメルマガもコミュニケーションポイントの一つ

ネットショップやホームページの運営、立ち上げのご相談に来られるお客さまで多いのは、売上を伸ばしたい、問い合わせを増やしたい。
これは当然のことなんですが、そのための施策何してますか?という質問になると

  • ブログ書いてます
  • SNS(Tw、Inst、fbなど)やってます
  • メルマガ出してます

といった答え。

なるほど、どれもやっているのに効果が出ないということなんですね。

ここで重要なのは誰に向けてどんなツールで何を書いているのか、ということ。
そしてそれらを継続して書いているか否か。
この場合の継続とはただ続けているということだけではなく、必ず定期的に同じリズムで出しているかどうかということです。

毎週決まった曜日の決まった時間にネットショップが更新されたり、ブログやSNS、メルマガが更新されると、ファンのかたにとっては楽しみの一つとなります。
これが不定期で、いつ更新されるのかわからないのでは、お客さんもコミュニケーション(アクセス)の取りようがありません。

継続は力なり

コンテンツマーケティングのツールとして、キュレーションメディアも注目を浴びていますが、費用対効果を考えると自社でしっかりとブログに取り組むほうがよほどパフォーマンスは高いです。

個人的にはまず3ヶ月、毎日書き続けることでおよそ100のコンテンツを生成することを目標にしています。
カウンセラー(コンサルティング)としてお手伝いする場合も、まずここをクリアすることが最初のハードルになりますね。
毎日投稿予定の記事をChatworkなどで送ってもらい、それに対して校正することを繰り返すんですが、3ヶ月も経つとそのお店のテンポというか、リズムが生まれてきます。
そうなると今度はテーマを深掘りしてみたり、写真の撮り方を工夫したり、表現の幅を広げるようにします。

そして1年後にはもう何も手伝わなくてもしっかりとし記事を量産でき、お客さんの疑問や不満を解決するためにはといったアイデアを十分生み出す基礎が出来上がっています。

毎日自分のことばかり記事に書いているブログでは、どんなにがんばってもマーケティングとしては成功できません。

ブログ記事を書き続けることは、自社の商品やサービスを深く理解し、それをどうすればお客さんの元へ届けることができるのかといった、顧客理解・顧客満足への一歩なんだと考えています。

ブログのコメント欄やトラックバック、はてブなどで直接コメントしてくれなくても、Analyticsなどを利用することで、どういった疑問、不満を解決するためにやってきてるのかは理解できます。
それがお客さんとのコミュニケーションなんだと僕は考えています。

最後に

ブログは趣味のことでも日常のことでも、なんでも書いて構いませんが、あまりにフリーダムにし過ぎるとかえって書けなくなってしまいます。
そんなときは、1週間、毎日何を書くのかテーマを決め、それに基いて書いていくことで随分と楽になってきます。
そこにもリズムが生まれますから、読みに来てくださるお客さんも楽しみが増えますよね。

そして、商品について記事を書いた場合は、その商品からブログ記事へリンクを貼る。
こういうことを続けていけば、次のような影響が考えられます。

  1. 検索流入による来訪を担保できる
  2. 潜在顧客と接点を持てる
  3. 検索エンジンや広告環境が変わっても、柔軟に対応できる

ここ数年、検索エンジンや広告について数多くのアップデートが繰り返されたおかげで、多くの企業やお店が振り回されていますが、そんなことに負けないところも当然あります。
結局は検索するお客さんにとっての有益な情報を、自社で管理し、配信しているのか否かが重要なのです。

お客さんとしっかりコミュニケーションを取り、喜んでもらえるサイト運営を心がけたいですね。