確実なSEOは己を知るところから始まる

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先日に引き続いてのSEOネタですが、ご了承ください。

SEOの相談で多いのは「高額なSEO料金を払っておるのにコンバージョンが変わらない」といわれるものや、中には「検索結果には反映されるけど、サイトへの流入が不十分」といったものです。

これらについて個人的な見解をまとめてみたと思います。

自分たちの商品、どこまで知っていますか

商品を販売している立場ですから詳しいのは当然だと思いますが、あまりにもそれが杓子定規になっている、ということはありませんか?

なんだかよくわからない高級そうな素材を使っているから、この商品もいい商品だ、とか。

自分たちが本当にその商品が好きで好きで、いろんな人に熱く語ることができるぐらい大切な商品でしょうか?

僕はSEOの真理はここ「売り手側の熱量」にあると思います。

熱量を図る簡単な質問

まずはその商品やサービスのどこがいいのか、自分で思う所を最低3つ考えてみてください。

次に、それらのポイントについてなぜそれがいいと思えるのかを最低3回、できれば5回は考えてみてください。

どうでしょうか?

多少こじつけっぽくなってもいいとは思いますが、多くの場合はサービスのどこがいいのかまでは会議などでセールスポイントとして決めているので、それ以外のポイントであっても比較的スムーズに決まると思いますが、なぜ?といわれると、しかも3回も5回も問われると口ごもってしまいませんか。

思いを文字や写真、絵にする

自分たちがその商品やサービスを使っている人のイメージをして、それを文字や写真、絵にすることで受けての印象は変わります。

その際、具体的にどういった人に伝えたいのか、よくペルソナの話が出てくると思いますが、架空の存在を作り上げるのは大変なので、まずは身の回りにいる誰か。
例えば親戚のおばちゃんでも従姉妹でも、スタッフの奥さんでも子供さんでも、よりわかりやすい具体的なイメージを持って仕上げたほうが、より伝わりやすくなります。

最後に

業者に高額な報酬を支払うのはそれからでも遅くはないと思います。

まずは自分たちでやれることを最大限やって、その上でどうしてもわからない所を短期契約でアドバイスしてもらう。

中には1年、2年といった契約を要求するところもあると思いますが、このご時世ですからそこまでのものは必要ないと思います。

実際の僕自身もコンサルティングはお客さんの希望がなければ、基本は3〜6ヶ月です。

SEOの高額な報酬でお嘆きになる前に、一度自社の商品やサービスについて、車内でじっくり語り合ってみてはいかがでしょうか?