ネットショップの売上を向上させる!宣伝のタイミングとSEO!

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写真は昔懐かしいAppleの商品カタログです。

洗練されたデザインが好きで、こうやって買いもしないのにカタログだけは集めて今でも手元においています。

ところで、つい先日Appleから新しいMacBook Proが発表されて話題になっていますね。

その前にはiOS10でのApple Payが始まったりと、話題をある時期に集中させて発表させてくるのはAppleの常套手段ともいえます。

そしてこれはネットショップでも同じことが言えます。
商品を販売するタイミングとネタ振り。
どんなにいい商品であってもタイミングが悪ければ売れませんが、逆にピタッとはまることでちゃんと売れるんです。

あなたのお店の商品はいつ誰が買うのか

一般的に考えて、真夏に真冬の商品は売れる訳ありません。
例えばダウンジャケットが夏に売れるかと言われると、極寒の地に行くような人でもなければ需要はありません。
しかし、配送は10月であったとしても7/1から「超早期割プレミアムダウン 30%オフ」なんてかたちで告知すれば、去年買い換えたいなと思っていたお客さんにとっては想定していたものより高品質な商品を早期割で購入できるとなればお買い得ですよね?

仕入れるお店としても見込み需要がはっきりするので、仕入れやすくなります。
併せて3ヶ月先までの天気予報も告知ページで掲載しておけば、より買いたくなるきっかけになりますよね。

今必要な商品を今告知するのではなく、今後必要になるであろう商品を何かしらの特典をつけて告知することで、買う側としては買うための動機付けにもなりますし、売り側としては見込み需要がはっきりするので、オリジナルの商品であれば発注ロットも無駄がなくなります。
割引以外にもなにか特典をつけたり、クーポン券や送料無料など、お店にとって負担にならない範囲でのファンのお客さん方へのサービスも考えられます。

ネットショップの運営に慣れていない方や、売上が伸びない方で以外に多いのがこの商品を告知するタイミングだったりします。

何度も繰り返し掲載できる

この超早期割を3ヶ月前、2ヶ月前、1ヶ月前といったかたちで、販売開始までに少なくとも3回は告知できます。
わざわざキャンペーンページを設けなくても、ブログでガンガン宣伝すればいいのです。
たとえ直前の駆け込み需要であったとしても「ブログ読者限定!商品購入時の備考欄にキーワードを記載すれば送料無料!」のような利用の仕方もできます。
ブログ読者だけの不定期なサービスがあれば、定期的に見に来てくれるファンづくりもしやすくなりますからね。

TwitterやInstagramなどのSNSなどを利用してみてもいいかもしれませんね。

大事なのはその商品を利用するお客さんが誰で、いつ使うものなのか

昨今の日本のサービス(中元歳暮や父の日、母の日、シーズンごとのバーゲンなど)はどんどん早くなっていますが、その波に飲まれて同じように早く始めても必ず売れるというわけではありません。
大手の場合はそれだけの顧客がいるので早く始めることにも意味がありますが、中小零細のネットショップが早く始めたからといっても見込み需要もよくわからないのに、過剰に在庫を抱えシーズン終わりで絶望することだってあります。

例えばお歳暮でであれば「配送開始は12月1日より、現在は予約です。」と明記した上で、早期割や何度も利用してくださっているお客さんだけにDMを送るなど、大手とは別の戦略をとっていく必要があります。
大手に右へならえではなく、小さいお店は自分たちの利益や人的・経済的負担をよく考えて、宣伝のタイミングやキャンペーンのためのSEOも考えなくてはいけません。
商品も一度に全てを公開するのではなく、少しづつずらして公開、その告知や内容をブログで随時公開することで、お客さんの期待感を煽る演出も考えられますし、SEO的にも一度で終わりではないので効果的です。

お歳暮を10月に配送するのではなく、配送は12月で構わないのですから。

最後に

SEOにしても商品販売のタイミングにしても今必要だから、ではなくこのタイミングで必要になるというポイントから逆算して考えていくことが大事です。
お客さんのニーズはどこにあるのか、どのタイミングで必要になるのか、課題を解決するにはいつ告知すればいいのか、行き当たりばったりで考えるのではなく、事前にしっかりと抑えることが大事です。

常にニーズの先回りをして、しっかり準備しておくことが中小零細のネットショップの売上を伸ばす重要なポイントです。