最近チャット系のサービスに興味があって、いくつか調べてみたのですが、一番シンプルで導入しやすかったのがこれから紹介する「Speaklyn」というサービスです。
このホームページの右下に青いチャットボックスが出ていると思いますが、それがこの「Speaklyn」です。
Speaklynの概要
国内海外を含めて、埋込み型のチャットサービス既存でもいろいろあるわけですが、まずその初期コストやデータの保存期間、利用ユーザー数とサービスそのものの将来性などを天秤にかけると「う〜ん、どれもいまひとつやなぁ」となってしまいます。
しかしSpeaklynのベースはFacebookメッセンジャーですから、機能面での大きな制約はありませんし、初期コストも無料、もちろんスマホで確認できます。今後拡張される可能性の高いメッセンジャーの新機能との組み合わせなど、将来性と安定性のバランスに期待できると思いませんか。
Speaklyn導入までの3ステップ
簡単すぎてあごが外れてしまいそうですが、次のような流れです。
- 初めにサイトでアカウントを作成します。
- 自社のFacebookページ情報(ページのアドレス)を入力し、ボタンデザインなどを決めます
- 最後に表示されたコードを必要に応じて指示された内容で自分のページに貼り付けます。
それぞれの画面は下のようになります。
とりあえず名前とメアドだけで登録後、メールが送られてきますので流れに沿ってパスワードを設定します。
ログイン後は上記のような画面で「Facebook Page」のアドレスと「Language」「Text」などを必要に応じて変更します。
最後に書き出されたコードを埋め込むと完成。
使ってみた印象
ふだんやり取りしているメッセンジャーで簡単にできるので、とにかく導入しやすいの一言ですね。
以前勉強会などで聞いたチャットシステムだと、確かに不在時であってもオペレーターが対応してくれますから非常に便利なんですが、初期コストや運用費を考えると中小零細レベルでは手が出しにくいのが本音です。
「Speaklyn」はスタッフが数名いるレベルの会社であれば、Facebookにログインしていることで対応もできますし、Facebookメッセンジャー自体、簡易返信メッセージなどの設定も可能です。
こういった機能をうまく組み合わせることで、ある程度はチャットシステムとして有効活用できるのではないでしょうか。僕自身もサイトへ導入したばかりですから、まだ「Speaklyn」経由での問い合わせはありませんが、反応を待ってみたいと思います。
最後に
メールの問い合わせフォームよりCVが高いといわれているチャットですが、導入にあたっては初期コストなど様々な障壁があります。
Facebookメッセンジャーを利用した「Speaklyn」はこういった最初の障壁をうまく取り除いてくれる初心者向けのシステムであることや、今後の機能拡張など期待が持てるものだと思います。
メッセンジャーとBot機能をうまく組み合わせることができるようになれば、ある程度は商品購入までの導線などもチャットだけですむ時代が来るかもしれませんね。