バカにしてはいけない、ブランドを作るということ

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なんだか難しい話に聞こえるかもしれませんが、お客さまからの相談事で一番多いのがこの内容かもしれません。

もっとも最初は「ブランドを作りたい」といってくるのではなく「ホームページを作りたい、リニューアルしたい」といったものや「ネットショップを始めたい」「お店のリーフレットなんかを考えてほしい」といったものなんですが。

よくよく聞いてみるとコンセプトが明瞭ではなく、ただそこに何かあればかっこがつくし、お客さんも来てくれるだろうといった考えで相談に来られることが多いです。

ちょっとまって、プレイバック

まず、相談に来られた時点でまっさらな方の場合はお話が速いです。

これから作るわけですから、一緒にコンセプトを考え、そこからどうしたいのか、なにができるのか、なにをやらなくてはいけないとかといった取捨選択と今後の道順が明瞭なものになってきます。

とくに、コンセプトとこれからどうしたいのかといったところがぶれなければ、できることとやるべきことはその時の最善の方法を検討すればいいと思います。

問題はすでにある場合。

多くの場合紆余曲折があって、コンセプトがグラグラになっていたり、そこで何がしたいのかがわからなくなっているお客さんも多いです。

そういった場合、一旦今のものは完全に忘れて最初から考え直す必要もあります。

それはなぜ始めようと思ったのか、そのきっかけや思いに始まり、そこからコンセプトへ。

そしてそのコンセプトをベースにしたテーマカラーの選定やロゴデザインの見直し、使用するフォントの選定、またホームページやリーフレットのデザイン見直しなど、しっかりと見つめ直す必要があります。

「今までやってきたんだからこれでやりたい!」というお気持ちも十分理解はできるのですが、それで駄目だったわけですから見直しは必要になります。

コンセプトを明確にし、やりたいことをはっきり決めれば、おのずとできること、考えることとやるべきこと、そして得られる結果は見えてきます。

あとはこれをずっと繰り返していくだけですが、数ヶ月で大きな収穫ができるとは考えないでください。

続けることの重要性

どんなものでも効果が見えてくるまで3ヶ月は最低かかると考えてください。

極稀にラッキーでメディアに取り上げられて、一時的に話題になることがあっても、それはあくまでもラッキーであって、本来の実力ではありません。

それにかかわらず、とにかく地道に続けることがブランドづくりにおいて、一番の近道になります。

お金をかけて広告を出すよりも、しっかりとしたホームページと定期的なブログの更新のほうが長期で観た場合は必ず良いお客さんに恵まれます。

そして大切なのは「楽しむ」という心構えです。

特にブログなどはいわれたからやる、のではなく自分が書いて楽しいと思えることをしっかりと伝えないと無味乾燥な今日の出来事になってしまいます。

自分の会社や製品、サービスに自信を持ってどれだけ好きなのかをしっかりアピールできないとただの報告書になってしまいます。

はじめは手書きでノートに書いてもいい

いきなりブログなんて、今まで文章書いたこともないのにできるわけ無いと思う方も多いのですが、まずは手始めに適当なノートを買って、毎日5行でいいので日記を書いてみてください。

その日にあった出来事を思い出して5つ並べる。

並べた内容に対して、評価(0〜5)をつける、そしてその内容に対して感想を書く。

これは岡田斗司夫さんのスマートノート術というメソッドを応用したものですが、ブログ初心者の方にもうってつけなのではと思い、ここで簡単に紹介させてもらいました。

詳しくはこちらに

これを1ヶ月も続けると文章を書くということに抵抗がなくなります。

そうなればブログの文章も短いものから徐々に長いものへ、そして写真などを追加して彩りのあるものへと変化させていくことができます。

ブログに限らず、日頃の行動や頭の整理にも役立ちますので、この方法はおすすめです。

ブランドは立ち上げる工程から魅せていく

ブログやFacebookなどをのSNSを通してブランドが作られていく過程をお客さんへ見せていくことが重要です。

このことについては以前こちらの記事にも書きました。

こちらの記事でも引用したものですが、

適当な土地に種を蒔いて、適当に水をやってたくさん収穫できる、そんな夢みたいな話はありません。
「おおかみこどもの雨と雪」という映画の中でもありましたが、収穫するためにはまず畑をしっかり耕し、肥料をまいて豊潤な土地を作り、しっかりと畝を作り、そうして種をまく。
もちろんそれだけではなく、害虫/害獣/鳥などからせっかく芽生えたものを守らなくてはいけませんし、急な大雨や猛烈な日照りなど、自然災害にも対応しなくてはいけません。
同じ畑で同じものばかり耕すのではなく、季節に合わせて何を育てるのか、いつ収穫するのか、毎日畑を見て考える必要がありますよね。

ホームページやネットショップを育てるということは、畑を耕し作物を収穫することと同じです。

そうして日記のように過去の状況を随時ブログへアップすることで、自分自身あとから見返すこともできますし、なぜうまくいったのか、いかなかったのかを客観的に振り返ることもできます。

ブログの運用が面倒くさい、SNSは何を書いていいかわからないでは耕していない畑に種をまくのと同じです。
いつかは芽が出るかもしれませんが、いつになるのかはわかりません。
どんなに綺麗に飾っても、土地が痩せていては育つわけがありません。
まぐれで売れることがあっても、どうやって売れたのかわからないですし、準備ができていないこともあります。

ここがブログとして残す最大のポイントだと考えています。

ブランドが出来上がる過程をリアルタイムでも、後追いでも追体験でき、それを共有することができるのが重要です。

コンセプトが見直され、ロゴが出来上がり、テーマカラーが決まり、フォントも決まり、ホームページや名刺、リーフレットなどのデザインが決まっていく。

そのワクワクする過程を仮の住まいでもあるブログやFacebookで情報を発信していくのです。

まとめ

僕は何度もお伝えしていますが、ホームページもネットショップもブランドを作る上で重要なのはブログだと思っています。

ホームページは業種によってなかなか更新できないことも多いですが、ブログであれば週に1〜2度ぐらいは何か更新できることがあるはずです。

自社のサービスや出来事、製品についてなど面白いと思えることは必ずあります。

それらを自分たちの言葉で伝えていくことがブランド作り、ファンづくりへの近道だと考えています。

さらに余裕が生まれたらそこへYoutubeなどへアップした動画を貼るのもいいかもしれません。

ブランドはお客さんとの信頼を作るものです。

いい加減な思いや考えで作っていてはいつまでもお客さんに振り回されてしまいます。

確固たる信念を持ち、地道に続けることがブランドづくりになることは間違いありません。