写真はDuetでiPadをサブモニターにしているものですが、今日のテーマは「リモートデスクトップ(RDP)」です。
いろいろ試した中で、Macに入れているのは次の2つと標準の画面共有です。
なぜ2つも追加で入れる必要があるのかについて、これからご説明いたします。
Teamviewerのファイル転送機能は素晴らしい
Teamviewerの詳細についてはググればいくらでも出てきますから、詳細は割愛します。
マルチ環境(Mac、Windows、Linux、iOS、Android)で簡単に導入する手段としてはTeamviewerしか選択肢がないんだじゃないか、とすら思えるぐらい良くできたアプリですね。
僕自身はTeamviewerをRDPでも利用しますが、むしろファイル転送の機能を利用して、出先のMacから自宅のMacへアクセスし、必用なデータを持ち出すために使うことの方が多いです。
そもそもRDPとして利用する頻度が少ないんですよね。
普段、自宅でもサーバーに繋いだHDDにネットワーク経由でアクセスして、そこで作業をしているわけですから、使っているMacbook Proには作業中のデータが殆ど入っていません。
なので、データをいつでも外からアクセスして出し入れできるというのは非常に安心感があります。
USBメモリなんかに入れるという手段もありますが、落としてしまったり、データが壊れている可能性も皆無ではないので、USBメモリはデータの受け渡しにたまに使うぐらいです。
入院したときも病院から自宅のMacへアクセスし、データを持ち出していました。
サーバーとして使っているMac miniにはHDDが2台つないであって、1台は作業用、もう1台がバックアップとして週に一度仕事フォルダをまるっとバックアップして、3世代分ぐらいは常時保存されています。
いざという時のChromeリモートデスクトップ
はっきりいって、出番はあまりありません。。。
ただTeamviewerが不安定でつながらないときのために、念のための手段として入れている感じです。
モバイル回線(mineoの速度制限なしモード)でも速度的にはそこそこといった感じですが、ワンテンポ遅れる感じがあるので、細かい作業には不向きかもしれませんね。
Teamviewerのようにデータの転送はできないため、データの持ち出しの際にはFTPアプリを利用して、必用なデータを一度自社サーバーへアップすることになります。
ちょっと手間がかかりますが、なにもできなくなってしまうよりかは断然マシだと思えますね。
ローカルで作業するときはMacの画面共有で
Mac miniはちょっと古めのOSを入れていますが、理由はFireworksの仕事資産がまだたんまり残っているため、というものです。
Macbook ProはSierraまでアップデートしましたが、この環境ではFWがまともに動作せず、Fireworksのデータを一度Photoshop型式に保存し直す必要があります。
そこで、Mac mini上のFWを立ち上げて作業するのですが、ローカルの画面共有であればほとんどタイムラグなく利用できるので大変便利に使えています。
まとめ
リモートで作業する人が増えていると思いますが、今Macで使いやすいのはこのぐらいではないでしょうか?
ノマドワーカーさんも常にUSBメモリや外付けHDDなかを持ち歩いていても、落としたり、忘れたり、なくしたりと気が気じゃないとおもいますし、まだ導入されていないようであればRDPお勧めします。
僕自身もRDPというよりファイル転送アプリといった感じで使っていますが、データを持ち出さなくて済むので気が楽です。
RDPとDuetがあればほんとにどこにいても同じ作業環境が構築できるので、ノマドワークにはもってこいの組み合わせだと思いますよ。