ネットショップを成功に導く3つのポイント

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先日任天堂の新しいゲーム機「NINTENDO SWITCH」が発表されましたね。

市場では賛否両論ですが、個人的には任天堂ファンということもありますが発売が非常に楽しみです!

そもそも、任天堂は常にユーザー目線なメーカーであり、ゲームが好きでゲームばかりしてる人をターゲットにするのではなく、ゲームをほとんどしないような人を、どうすればゲームを好きになってくれるか、そのためには難易度や仕掛けをどうすればわかりやすく設定できるかといったことを繰り返しチェックしていたそうです。

これはネットショップにおいても同様で、自分の店を知ってくれている人なんてほとんどいません。
どうすれば自分のお店や商品に興味を持ってもらえて、どうすれば手にしてくれるのか、ファンになってもらうためにはどうすればいいのか、といったところを常に追求しなくてはなりません。

そこで、今回はタイトルの通り「ネットショップを成功に導く3つのポイント」をテーマにまとめてみました。
ネットショップの売上が伸びない、集客がうまくいかない、SEOってよくわからないというネットショップオーナーの参考になればと思います。

商品は一度掲載すればそれで終わりではない

多くのネットショップが新商品として一度ネットショップに掲載、ブログで取り扱ったあと、2回目、3回目の登場はシーズナリーのキャンペーンで出てくるぐらいで、ほぼ死蔵されてしまっている状態です。

しかし、商品を別の視点から観察してみるとどうでしょうか?
例えばバームクーヘン。
お中元やお歳暮といった贈答品での需要以外に、バームクーヘンを使った新しいレシピを提供してみたり、バームクーヘンの歴史について語ってみたり。
季節の飲み物にあわせて登場させてみたり、お店の売れ筋ランキング特集として登場させてみたりと、何度でも目線を変えて登場させることができます。

ネットショップでの掲載情報はできる限り様々な条件にあうように記載すべきですが、あまりに的はずれなことや書きすぎると情報が混在してしまいかえってお客さんが買いにくくなります。
そんなときはネットショップのキャンペーンページを利用したり、ここで何度も登場しているブログをフルに活用してください。

一つの情報を何度でも視点を変えて再利用することがお客さんとの接点を増やすポイントになります。

商品情報以外のコンテンツも充実させる

自社の商品情報だけを充実させているネットショップが多いですが、例えば熨斗について詳しく記載しているページがあるとどうでしょうか?

熨斗の歴史や種類、用途など、コンテンツを充実させることで商品とは直接関係のないお客さまも取り込むことができます。

ガーデニング用品を扱っているお店が、お庭やベランダを一工夫すればこんなにも涼しく快適に過ごせますよ、といったコンテンツを用意していると暑い夏の時期は読みたくなりますよね?

直接お店で扱っている商品情報とは関係なくても、多くのお客さんにとって役に立つコンテンツは古くなることはなく、生きたコンテンツとして何度もリピート、シェアしてもらいやすいコンテンツとなります。

お客さんの声だけを取り上げたコンテンツをつくる

ラジオなんかでも投稿して読まれると嬉しかったりしますよね。
それと同じで、お客さんから頂いた声に対して、しっかりと誠意を持って対応することが信頼へと繋がります。

中には厳しい声もあると思いますが、なぜそんなことになってしまったのか、反省と分析も兼ねてよく検証してみる必要があります。
そしてその経過をブログ上で公開してみるのです。
お店にとってネガティブな声を公開するということはもちろん勇気のいることかもしれませんが、誠意ある対応ができるお店と、ネガティブな声は隠してしまうお店では前者のほうが圧倒的に信頼につながりますし、次の商品展開のヒントになることだって考えられます。

そしてネガティブな意見はSEO的にも必ず効果があります。
クッキーがうまく作れない、というお客さんがいればどういったところがクッキーづくりのポイントなのか、お菓子を作ったことがない人でも安心して作れるようコンテンツを用意するだけでも「クッキー まずい」「クッキー うまく作れない」といったワードで検索対象になります。

最近の検索だと「おいしいクッキーが作れない」「クッキーがまずいと言われた」なんかも検索されるかもしれませんね。

ポジティブなワードだけが検索対象なのではなく、お客さんにとって何が問題なのかが検索の対象なのです。

最後に

今は情報を提供するツールとしてSNSをはじめ様々なものがありますが、一度にたくさんのものに手を出すよりも、まずは1つのものでじっくり運用して、その後1つずつ必要と思われるものを加えていけばいいと思います。
うちの場合はネットショップをはじめるにあたっては、まずブログから始めてくださいとおすすめしています。

お店のターゲットを明確にすることと、オープン時にいきなりブログを始めても忙しくて手が回らず、中途半端なことしか書けなくなってしまうためです。
オープン前からブログを公開することで、読者さんという潜在顧客へアプローチするためでもあります。

上記で紹介した3つのポイントもネットショップ上で構築しても構いませんが、ブログを利用すればもっと簡単に、もっと頻繁にコンテンツとしてお客さまへ提供することだってできます。
お客さんにとって重要だと思える目線でコンテンツをしっかり準備していくことがお店の評価にも繋がります。

そのためにはネットショップと同じぐらいブログもしっかり更新してくださいね、ということが今回のテーマなんですけどね。